黒滝不整合
勝浦市の吉尾漁港東・ボラの鼻でみられる黒滝不整合。下位の安房層群清澄層に、不整合で上総層群黒滝層が接している。写真下の白い地層が清澄層で、その上に礫岩を主体とする黒滝層が不整合に接していて、転石の巨岩の表面に、下位の地層が基底礫として上位の地層中に含まれている様子がわかる。この不整合面のところで100万年~200万年以上の時間間隙がある。
放送大学の面接授業「歩いて学ぶ房総半島の自然史」で、初日(4/21)の観察で見学。この日は10:32が干潮で、露頭の前まで歩いて観察した。
参加者の足もとが不安だったが、全員が問題なく移動できてほっとした。
鵜原のあたりを歩くのは大学2年以来だろうか。当時の記憶とは土地の様子がずいぶん変化している気がした。鍵層のHkが道路脇に露出していて、誰かがわかりやすくHKと彫り込んでいたものだが。コンクリートで覆われたのか、影も形もない。
房総-三浦半島の地質を理解する上では、黒滝不整合の話は欠かせない。今年の4年生にも頑張ってもらったが、学生実習のフィールドとして、自分のレパートリーのひとつとしてパターンをつくりたいと思っている。
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