仁川
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11/14,15に伊豆大島で地学実験で火山の実習を実施した。初日は吹き降りの雨で、露頭観察もなかなかできない状況だったが、2日目は晴天に恵まれた。ただ、強風で、特に山上では風に吹き飛ばされそうな勢いだった。
両日とも大型客船以外は欠航が多く、14日合流予定の人々が参加できなくなったりしたが、まあ仕方がない。
写真は1986年のA火口からの熔岩流。だいぶ植生がついてきている。
15日は空気が澄んでいて、富士山がよく見えた。風下側の東斜面の傾斜が緩いのが、大石先生に教えられて初めて気づいた。自分で断面を切って、非対称なのには気づいていたが、なるほどその通りだ。今回お世話になった大島バスの運転手さんも感心して聞いていて、観光客に説明できると喜ばれた。
これで年内の野外実習は無事終了。日程的にきつかったが、寒くなる前に完了したのはよかったと思う。来年度の実習の準備もそれなりにできた。多くの方々にお世話になったことを感謝する。
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10/31に、地学実験の野外実習で、国分寺崖線の地形と湧水、それに立川断層のつくる撓曲面の観察を実施した。参加学生22名。写真は野川公園付近の野川の様子。
今回も天候に恵まれ、良い観察ができた。パックテストとpHメーターを持参し、崖からの湧水や野川の水質を地形・地質の実習と平行して検査した。わき水はどこでも硝酸態窒素が10ppm以上と多く、東京の地下水の汚染状況が読み取れる。
注意してみると、国分寺崖線沿いで何箇所か、武蔵野礫層が露出しているのが観察される。また、箱根東京軽石層も観察できる場所がある。今回のルートでは、疑問符付きも含めて2ヶ所でローム層中のTPが観察できた。こうしてみると、基本的な武蔵野台地の構造を解説した、等々力渓谷での観察が生きてくる。我々の大学は都心ではなく東京23区のはずれ、多摩川の土手っぷちにあるわけだが、それがメリットになることもあるわけだ。
大沢緑地、野川公園から、貫井神社、新次郎池を経由し、13時過ぎに国分寺駅でいったん解散し、昼食、14時に再集合して武蔵砂川に向かう計画だったが、観察に意外に時間をとられ、1時間遅れになってしまった。それから西武線を乗り継いで立川断層見学に移動。国分寺駅は昨年の前半、講義のために毎週通った駅なので、いろいろと思い出すものがある。
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10/17,18に、地学実験の野外実習2回目で、いわき市周辺の地層と化石の観察を実施した。参加学生24名。
いつもの谷地温泉・石川屋さんに宿を取り、17日はアンモナイトセンターの見学と体験発掘、筒ヶ原不動尊の(花崗岩/白亜紀双葉層群足沢層)不整合観察。18日は笠松層の観察と、玉山層と古第三紀白水層群石城層の不整合観察、フタバスズキリュウ発掘地と海竜の里に寄り、好間の夾炭層露頭観察、アクアマリンふくしま見学で解散。
天候に恵まれ、良い観察ができた。学生がどのくらい消化しているか心配だが。ひとつ残念だったのは、石炭化石館が展示リニューアルで年度末まで閉館中だったこと。これを見学したあとで野外実習をした方が、たぶんかなり理解度が上がるはずだ。次回(来年度)は見学できると思うが。
大学でpHメーターを借りて持参し、水の測定を数ヶ所で実施。大久川上流はpH7.4~7.5。石川屋さんの温泉水が9.4~9.5と高く、一方で宿の前の小川の水が6.8と普通なのが面白い。被圧地下水を汲み上げているということなのだろうか。
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RikaTan(理科の探検)誌11月号の特集で、石ころと砂を扱うということで、10ページ分の原稿を依頼されて、先週ようやく著者校正を終えた。写真はスコットランド・Fife地方の海岸のレキ。石炭紀のサンゴや淡水性の貝類の化石を含むレキがわかる。スケールは足。幅10cm。
担当したのは、「地球史と石ころ」と「石ころの分類と簡単な見分け方」の2項目。初心者にもわかる分類の話を書くのが難しく、だいぶ悩んだ。「気泡があれば火山岩」「角張った結晶があれば火成岩」「化石があったら堆積岩」「見かけの色にだまされるな」などなど、判断の役に立ちそうなポイントをいろいろ書いてみたが、役立つだろうか。
RikaTan11月号は10/26発売。詳しくは、http://www.rikatan.com/ へ。
定価840円 出版社:文一総合出版 雑誌コード19305
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10/11に三浦半島の先端・城ヶ島で「地学実験」の地層の実習を実施。晴天に恵まれ、風もなく、穏やかな1日だった。
火山噴出物主体の、砂泥互層、スコリアなどからなる三浦層群は、コントラストがはっきりしていて、地層の実習には都合がよい。堆積構造からの上下判定や生痕化石の観察、地質構造の解析など、教科書的でやりやすい。
地形的にも、海岸段丘が発達していて、最近の隆起も観察できて、段丘のしくみを理解しやすい。冬場であれば、ロームと東京軽石層も遠方からよく見えるのだが、ちょっと枯れるには時期が早かった。
馬の背洞門の崩落が進み、いよいよ危なくなっている。次に少し大きい地震があれば落ちるだろうし、もう何年も持たないだろう。
参加学生28名。引率2名ではちょっと苦しかった。来年はTAをつけないときついな。帰りは日没になってしまったが、城ヶ島大橋のこちらまで大渋滞。3連休の中日で、天気が良かったから仕方がないが、バスで帰るよりも徒歩で三崎口に向かった方が早く着いたらしい。
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今回、地質調査の基礎練習として、マナ島の岩場の岩石の観察を課題にしてみた。
ノースビーチの西端、ルックアウトポイントの下のところで、キノコ岩があるが、このあたりの突出している部分は貫入岩の岩脈で、冷却面に垂直な柱状節理が発達している。岩石は熱水変質の進んだ安山岩。
方向の異なる数本の岩脈が確認できるが、岩脈の間は海底を流れた枕状熔岩で、枕状構造が斜面や岩場の平坦面(石器製造の遺跡もある)で確認できる。
サウスビーチ側では、火山角礫岩や、堆積構造のわかる火山性砂岩などがあるが、今回は観察せず。
岩脈は方向を測って、延長方向に出現するか、追いかけてみてもいいのだが、連続性はそんなによくないかもしれない。いずれにせよ、今後、何らかの実習課題にしてみたい。
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