2009年11月24日 (火)

仁川

1731 28回目にして初めて大韓航空利用のフィジー行き。

 仁川はもちろん初めてだが、海岸部に広く平坦な地形が広がっていて、ちょっと意外だった。さすがに大陸の地質・地形ということだろうか。

 春でもないのに霞んでいる。視界はかなり悪く見通しがきかない。空港施設は、少しヒースローに似ていて、ずいぶんと大がかりだ。羽田をちょっと拡充したくらいで対抗できるのだろうか。

 フィジーには明日朝到着予定。空港内の無料無線LANから。アクセス無料は手続きが要らず非常に助かる。

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2009年11月20日 (金)

大島実習

0235 11/14,15に伊豆大島で地学実験で火山の実習を実施した。初日は吹き降りの雨で、露頭観察もなかなかできない状況だったが、2日目は晴天に恵まれた。ただ、強風で、特に山上では風に吹き飛ばされそうな勢いだった。

 両日とも大型客船以外は欠航が多く、14日合流予定の人々が参加できなくなったりしたが、まあ仕方がない。

 写真は1986年のA火口からの熔岩流。だいぶ植生がついてきている。

 15日は空気が澄んでいて、富士山がよく見えた。風下側の東斜面の傾斜が緩いのが、大石先生に教えられて初めて気づいた。自分で断面を切って、非対称なのには気づいていたが、なるほどその通りだ。今回お世話になった大島バスの運転手さんも感心して聞いていて、観光客に説明できると喜ばれた。

0326  これで年内の野外実習は無事終了。日程的にきつかったが、寒くなる前に完了したのはよかったと思う。来年度の実習の準備もそれなりにできた。多くの方々にお世話になったことを感謝する。

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2009年11月 3日 (火)

国分寺崖線

1457 10/31に、地学実験の野外実習で、国分寺崖線の地形と湧水、それに立川断層のつくる撓曲面の観察を実施した。参加学生22名。写真は野川公園付近の野川の様子。

 今回も天候に恵まれ、良い観察ができた。パックテストとpHメーターを持参し、崖からの湧水や野川の水質を地形・地質の実習と平行して検査した。わき水はどこでも硝酸態窒素が10ppm以上と多く、東京の地下水の汚染状況が読み取れる。

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 注意してみると、国分寺崖線沿いで何箇所か、武蔵野礫層が露出しているのが観察される。また、箱根東京軽石層も観察できる場所がある。今回のルートでは、疑問符付きも含めて2ヶ所でローム層中のTPが観察できた。こうしてみると、基本的な武蔵野台地の構造を解説した、等々力渓谷での観察が生きてくる。我々の大学は都心ではなく東京23区のはずれ、多摩川の土手っぷちにあるわけだが、それがメリットになることもあるわけだ。

 大沢緑地、野川公園から、貫井神社、新次郎池を経由し、13時過ぎに国分寺駅でいったん解散し、昼食、14時に再集合して武蔵砂川に向かう計画だったが、観察に意外に時間をとられ、1時間遅れになってしまった。それから西武線を乗り継いで立川断層見学に移動。国分寺駅は昨年の前半、講義のために毎週通った駅なので、いろいろと思い出すものがある。

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2009年10月23日 (金)

地層と化石の実習@いわき

1327 10/17,18に、地学実験の野外実習2回目で、いわき市周辺の地層と化石の観察を実施した。参加学生24名。

 いつもの谷地温泉・石川屋さんに宿を取り、17日はアンモナイトセンターの見学と体験発掘、筒ヶ原不動尊の(花崗岩/白亜紀双葉層群足沢層)不整合観察。18日は笠松層の観察と、玉山層と古第三紀白水層群石城層の不整合観察、フタバスズキリュウ発掘地と海竜の里に寄り、好間の夾炭層露頭観察、アクアマリンふくしま見学で解散。

 天候に恵まれ、良い観察ができた。学生がどのくらい消化しているか心配だが。ひとつ残念だったのは、石炭化石館が展示リニューアルで年度末まで閉館中だったこと。これを見学したあとで野外実習をした方が、たぶんかなり理解度が上がるはずだ。次回(来年度)は見学できると思うが。

 大学でpHメーターを借りて持参し、水の測定を数ヶ所で実施。大久川上流はpH7.4~7.5。石川屋さんの温泉水が9.4~9.5と高く、一方で宿の前の小川の水が6.8と普通なのが面白い。被圧地下水を汲み上げているということなのだろうか。

1273 筒ヶ原不動尊前の大久川にて。

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2009年10月16日 (金)

RikaTan(理科の探検)11月号特集

Sc0037 RikaTan(理科の探検)誌11月号の特集で、石ころと砂を扱うということで、10ページ分の原稿を依頼されて、先週ようやく著者校正を終えた。写真はスコットランド・Fife地方の海岸のレキ。石炭紀のサンゴや淡水性の貝類の化石を含むレキがわかる。スケールは足。幅10cm。

 担当したのは、「地球史と石ころ」と「石ころの分類と簡単な見分け方」の2項目。初心者にもわかる分類の話を書くのが難しく、だいぶ悩んだ。「気泡があれば火山岩」「角張った結晶があれば火成岩」「化石があったら堆積岩」「見かけの色にだまされるな」などなど、判断の役に立ちそうなポイントをいろいろ書いてみたが、役立つだろうか。

 RikaTan11月号は10/26発売。詳しくは、http://www.rikatan.com/ へ。

 定価840円 出版社:文一総合出版 雑誌コード19305

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2009年10月15日 (木)

城ヶ島

1126 10/11に三浦半島の先端・城ヶ島で「地学実験」の地層の実習を実施。晴天に恵まれ、風もなく、穏やかな1日だった。

 火山噴出物主体の、砂泥互層、スコリアなどからなる三浦層群は、コントラストがはっきりしていて、地層の実習には都合がよい。堆積構造からの上下判定や生痕化石の観察、地質構造の解析など、教科書的でやりやすい。

 地形的にも、海岸段丘が発達していて、最近の隆起も観察できて、段丘のしくみを理解しやすい。冬場であれば、ロームと東京軽石層も遠方からよく見えるのだが、ちょっと枯れるには時期が早かった。

 馬の背洞門の崩落が進み、いよいよ危なくなっている。次に少し大きい地震があれば落ちるだろうし、もう何年も持たないだろう。

 参加学生28名。引率2名ではちょっと苦しかった。来年はTAをつけないときついな。帰りは日没になってしまったが、城ヶ島大橋のこちらまで大渋滞。3連休の中日で、天気が良かったから仕方がないが、バスで帰るよりも徒歩で三崎口に向かった方が早く着いたらしい。

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2009年10月12日 (月)

地学実験

1344 後期の授業開始。地学実験は履修希望者が昨年の2.5倍になり、午前午後の変則2クラス開講で対応している。写真は大学近くの丸子川のカモたち。

 等々力渓谷の観察を10/3の授業時間中に実施。自由にレポートを書かせてみたが、いかに見たものを記録するか、それなりに工夫しているレポートが目立って、その点は感心した。でも、スケッチや柱状図などの基本を教えないといけないことはよくわかった。

 10/11に最初の本格的な野外実習を城ヶ島で実施。以降、いわき、国分寺崖線、大島と、学園祭前までに野外実習は集中的に行う予定。最初に参加する野外実習を決めて、登録することにしたので、宿や交通の予約はスムーズに進んでいる。

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2009年9月21日 (月)

マナ島

0948  今回、地質調査の基礎練習として、マナ島の岩場の岩石の観察を課題にしてみた。

 ノースビーチの西端、ルックアウトポイントの下のところで、キノコ岩があるが、このあたりの突出している部分は貫入岩の岩脈で、冷却面に垂直な柱状節理が発達している。岩石は熱水変質の進んだ安山岩。

 方向の異なる数本の岩脈が確認できるが、岩脈の間は海底を流れた枕状熔岩で、枕状構造が斜面や岩場の平坦面(石器製造の遺跡もある)で確認できる。

 サウスビーチ側では、火山角礫岩や、堆積構造のわかる火山性砂岩などがあるが、今回は観察せず。

 岩脈は方向を測って、延長方向に出現するか、追いかけてみてもいいのだが、連続性はそんなによくないかもしれない。いずれにせよ、今後、何らかの実習課題にしてみたい。

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2009年9月17日 (木)

USP

1324 南太平洋大学(USP)を訪問。スーザン先生とKhasai先生に挨拶。スーザン先生は煎餅好きだが、持参した玄米茶をいたく喜んでくれる。ソフィーには会えず。

 SMS(海洋学部)でものすごい豪雨に遭う。滝のような雨とは言うが、本当に滝になったのは初めて見た。写真は日本の援助で建てた海洋学部の建物の屋根から流れ下る雨水。

 1週間あまりの短い今回のフィジーはこれで終了。17日早朝、クロウズネスト発。9:00のシドニー行きでフィジーを離れ、日本に向かう。

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2009年9月16日 (水)

菅平・生物学実験

0603 9/5-8に、生物学実験集中講義の、60人を2つに分けた前半グループに同行して、菅平に行った。写真は小型哺乳類のトラップを仕掛けに、今回お世話になった、筑波大学菅平高原実験センターの演習林内を移動しているところ。

幸い天候に恵まれ、気候も涼しく、朝は寒いくらいの気温で快適に過ごした。

実習内容は非常に充実していて、生物学実験の講師陣の面目躍如たるものがあった。少なくとも前半は事故もなく、無事に終わったが、細かいトラブルの対処に追われて、僕は内職するつもりだった仕事が一部しかできなかったのが残念。

正規の授業は、できれば自前の施設でやりたい、という思いを強くした。

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