国分寺崖線
10/31に、地学実験の野外実習で、国分寺崖線の地形と湧水、それに立川断層のつくる撓曲面の観察を実施した。参加学生22名。写真は野川公園付近の野川の様子。
今回も天候に恵まれ、良い観察ができた。パックテストとpHメーターを持参し、崖からの湧水や野川の水質を地形・地質の実習と平行して検査した。わき水はどこでも硝酸態窒素が10ppm以上と多く、東京の地下水の汚染状況が読み取れる。
注意してみると、国分寺崖線沿いで何箇所か、武蔵野礫層が露出しているのが観察される。また、箱根東京軽石層も観察できる場所がある。今回のルートでは、疑問符付きも含めて2ヶ所でローム層中のTPが観察できた。こうしてみると、基本的な武蔵野台地の構造を解説した、等々力渓谷での観察が生きてくる。我々の大学は都心ではなく東京23区のはずれ、多摩川の土手っぷちにあるわけだが、それがメリットになることもあるわけだ。
大沢緑地、野川公園から、貫井神社、新次郎池を経由し、13時過ぎに国分寺駅でいったん解散し、昼食、14時に再集合して武蔵砂川に向かう計画だったが、観察に意外に時間をとられ、1時間遅れになってしまった。それから西武線を乗り継いで立川断層見学に移動。国分寺駅は昨年の前半、講義のために毎週通った駅なので、いろいろと思い出すものがある。
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